女性にパワフルな衝撃を与えることができる初歩的な３つの方法

① 言葉による伝達 ― あなたが彼女になにか言うこと

② 言葉による反応 ― 彼女の反応に対するあなたの反応

③ あなたの行動 ― あなたの気分を表す態度

いっけん、３つの内２つは言葉によるもので、１つは行動によるものに見えるかもしれません。しかし、３つとも言葉によるものです。あなたが自分に対して言葉に出して言い聞かせることによって行動を取る。つまり、これも言葉によるものということになります。

無意識をコントロールする

ボディランゲージに関する本などにはよく「頭を高く上げて、胸を張る」これが「自信」を示す微妙な体の動きなのだ。などと書いてありますが、言葉を使って自分に言い聞かせることによって自分の心の内にメッセージを伝えることが可能となり、そんなことをしなくても自然に「自信」に満ちた行動が取れるようになってきます。

こうなれば、自分でも気づかないうちに頭を少し高く上げるになるはずです。

（他にも勝手に10～20の体の動きが変化するようになる）

本来は無意識であるはずの体の動きを意図的にコントロールしようとするよりも、体が自然に言葉を反映して動くようになるまで、「自信がある」という言葉で自分を説得するほうが、ずっと効果が高くなります。

無意識がこのようなことを可能にするのは承知の事実なので、それを可能にするために、無意識をどうコントロールするかを知る必要があります。

「俺はごきげん」と、でたらめに言うのは簡単ですし、惨めな感じに言うことだってできます。重要なのは常に心してイメージをしながらこの言葉を口にするということです。

他のことについても常にイメージしながら心して口にするということが大切です。

正しい情報を脳の中に持っているにも関わらず、女性と出会ってもちっとも成功しない男はここに問題があります。

ここを見逃すことによって多くの男が失敗してしまっているのです。

ありとあらゆる本を読んでいるにも関わらず、このことに気づかずに戦いに負ける男がいるのです。

もうひとつ重要なことがあります…

女性も巻き込む

女性が言った言葉に対して、あなたが「どう反応するか」というのも見落としがちなコンセプトです。

あなたはごきげんというシグナルを彼女に送ったとする。

彼女はその言葉に反応を示す。

あなたが彼女に衝撃を与えていればこうなるでしょう。

しかし…

あなたのシグナル：「ごきげん」に対する彼女の反応が、あなたの予想していたようなものではない場合に、あなたが凹んでしまうことがあります。（想定外による困惑）

そうなれば、今度は逆にあなたが「気分が良くないシグナル」を発信してしまうのです。

この場合あなたは、シグナルの力を維持できなかったということになってしまいます。

ただ発信するのではなく、シグナルのパワーを保ち続ける必要があるのです。

たとえシグナルを送って女性の感情にパワフルに影響を与えたとしても、彼女の反応によっては、あなたが変わってしまうことが非常によくあります。

相手の女性も巻き込むことができれば、あなたの方向性は間違っていないということです。これについてはすでにあなたは知っているはずです。

女性は詮索（せんさく）好きなんです。

これについてさらに詳しく説明してみます。

シグナルを送るのは簡単です。

簡単なのですが…

たとえばあなたが「今日はなんだか、マジ気分いいな！」と言ったとする。

これでとりあえずシグナルは上手く送れたはずです。

彼女は、高速でその言葉を頭の中で処理し、はじめはあなたを信じるでしょう。

その結果、「彼は自分に満足しているんだ」と思う。

その時点では、彼女の中に認識を芽生えさせることができたため、シグナル発信は成功したように見える…

しかし、次に起こることは、彼女の考えが「自然な」経過によって移行し始める。

「自然な」と言ったのは、必ずしも予測できるものではありませんが、よく起こる過程だからです。

彼女の頭の中で、考えが変化していきます。

女性は詮索（せんさく）好きなんです。

たとえば、あなたのシグナルを受け入れた瞬間、認識が芽生えた瞬に彼女の考えは他のものへとジャンプする。

始めの考えはこうかもしれない：

「彼は自分に満足しているんだ」から…

詮索好きな彼女は…

その次にはこう思うかもしれない：

可能性１「どうして満足しているのかしら」

可能性２「ちょっと待って。満足する理由なんてどこにもないじゃない」

可能性３「ちょっと待って。彼は満足なんてしてないわ」

可能性４「どうしてそんなふうに思っているのか探ってみよう」

忘れないでください。女性は詮索（せんさく）好きな生き物です。

彼女が（可能性１）を言葉で表現するとすれば、おそらくこう聞くでしょう。

「ねえ、どうして気分がいいの？」（あるいは同じようなメッセージを発する言葉）

ここであなたが身構えたり、平静を失ったような態度を示したりすれば、シグナルのパワーを維持できなかったということになります。

意味はＯＫですか？

二つの例を見てください。

例１(a)

あなた(a)： 「今日はなんだかマジ、気分いいよ！」

彼女： 「それはいいわね。」（皮肉っぽく）

あなた(a)： 「おい。なんだよその言い方！」

例２(b)

あなた(b)： 「今日はなんだかマジ、気分いいよ！」

彼女： 「それはいいわね。」（皮肉っぽく）

あなた(b)： フフ（全く気にしない様子で笑う）

この二つは俺が説明しようとしていることの単純なバージョンに過ぎませんが、次に行く前にしっかりと理解してください。

あなた(a)はシグナルを失ってしまっている。なぜなら、あなた(a)の反応は、心地いい気分が台無しにされてしまったことを示しているからです。

別に特別なことをする必要はありません。

たとえ彼女が口で負かそうとしてきても、（この瞬間の）目的はひとつのシンプルなシグナルを発信し、それを持続することだということを頭に置いていれば、シグナルの力を維持することができるでしょう。

そうすれば、考えなくてもあなたはこう思うでしょう。

「もし本当に気分がよければ、こんなふうに反応するかな？」

（他、あなたが本当に気分のいい時に送るシグナル）

人がどう感じるかではなくて、自分で自分をどう感じるかということを重視している男は、自分に満足しているということになるのです。

自分自身の理想を追い求めることができる男。

つまり、自分の現実に生きている男です。

これを理解していれば、たとえ、ブサイクな男でも、議論の余地がないほど明確に「俺は自分に満足している」というメッセージを送ることができるんです。

常に自分に満足している満たされた男に女性は惹かれます。

たとえ、今はそうでなくても、あなたはそれを演じる、

繰り返し演じていれば潜在意識に組み込まれ、それが事実になってくるのです。